クリスマスはもう特別な日ではなくなった

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仕事中に夫が
「夜はきしめんにして」と言った。
ならば手抜きでスーパーのかき揚げでも買って帰ろうと、帰りに寄ったら、きょうがクリスマス・イブだと気がついた。

かき揚げのある お総菜売り場も、オードブルやパーティー用寿司などが並んでいて、思わず手が伸びかけたけれど、きしめんが食べたいと言っていたので、かき揚げだけにした。

その代わり直径10㎝厚さ3㎝くらいの、小さなケーキを480円で買った。
夫と半分こだ。

そう言えば、忙しくて 孫ちゃんたちのクリスマスプレゼントも忘れていた。
毎年、欠かさず送っていたのに。
慌てて、娘にLINEすると、ちょうどチキンを焼き上げたところだと言う。

美味しそう…

「どうしよう…プレゼント忘れてたわ」
と謝ると
「物はたくさんあるからいらないよ」
と言うので、ケーキ代だけでも出そうと思い、PayPayで1万円送った。

娘が買ったケーキ

私も子供たちと暮らしていた頃は、ケーキも手作りしたりで、クリスマスには力を注いできたものだ。
クリスマスは一大イベントだった。

それが、スーパーに行って今日がイブだと気がつくほど、クリスマスは特別な日ではなくなってしまった。

今の私にとって特別な日はと言うと 1月1日の新年の始まりと、姉とコロ助の命日かな…
コロ助の命日は1月13日だ。
早いもので、コロ助がいなくなって もう3年が経ってしまう。

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