うつ病だった姉 | 姉の墓参り




うつ病だった姉

昨年の12月に東京の姉が亡くなった時に、駆けつけることもせず、葬式にも出なかったのをずっと気にしていました。
二人だけの姉妹だったのに。

昨年の10月末、私は山の畑でパートの人たちと収穫作業をしていました。
そこにアメリカにいる姉の一人息子から「母がうつ病になってしまって、もうダメかもなんて言っているから、話してあげてくれるかな」と電話が掛かってきたのです。

それからLINEを入れたり電話をしたりして、なんとか力づけてあげようとしました。

最初の頃は私が「何か欲しい物があれば送るよ」と言うとLINEで

料理を作る元気がまだあることにホッとしたものです。
でも、しばらくするとこんなLINEが。

ひどい腰痛、不眠、食べるとお腹が痛くなるなどで、だんだんとLINEをしても電話をかけても、姉がすぐに話を切り上げてしまうようになって行きました。

私は農繁期で人を雇っていたし、コロナのこともあったりで「今は無理だけど、一月になったら行けるからね」と姉に伝えていました。
でも何を置いても駆けつけてあげるべきでした。

義兄が難病で入院しているのに姉は直接面会もできない事も、落ち込む原因になっていたのだと思います。
1ヶ月ぶりにリモートで面会が可能になった時、義兄に号泣されて辛かったと姉が言っていました。

姉が電車に飛び込んでしまう数日前交わしたLINE。
私は姉のことが心配で、言いたいこと、話して欲しいことがたくさんあったのですが、短い言葉しかかけることができませんでした。
短い一言にはたくさんの思いが詰まっていました。

亡くなってから姉のLINEを開けると、必ず青いクマのスタンプが「YES」と元気に手を振ります。
姉が送って来たスタンプが未だに動いているのを見ると、なんとも言えない気持ちになります。




姉の亡くなった時のことは以前のブログにも書いたことがあるので、もう書かないつもりでしたが、またダラダラと書いてしまいました。

ついに姉の墓参りに

今月末からはまた昨年と同じようにパートの人たちが来るし、今、新型コロナの感染者が極端に減っているので、姉の墓参り行きが突然決まりました。
夫が「月曜日に行ったら?」と言ってくれたのです。

姉の墓は東京ではなく名古屋にあります。
一泊して、ゆっくりお参りしようと思っています。

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