辛かった思い出
昨日はコロ助の点滴と血液検査をしました。
腎臓のクレアチニンの値などは横ばい。
お医者さんが
「気がつけばもう14歳になるんですね」と感慨深い様子で呟きました。
9歳の時に多臓器不全で「もう2、3日しかもたないかも」
とお医者さんに告げられた時には
私は家に帰ってうぉーうぉーと泣きました。
夜は廊下でコロ助を抱き抱えて寝て、
数時間おきにスポイトで水や液体になっている食事を口に入れたりしました。
水をたくさん飲ませたら体の毒が出るのではと思って
すがるような思いで飲ませたのです。
家の中ではオシッコもしないので抱いて原っぱまで行き、
震えて立てないコロ助の胴を持って支え、
軽くなったコロ助を泣きながら抱いて歩きました。
病院に入院していた時は面会に行き少しの間 散歩させました。
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もう助からないからと家に帰ってからのコロ助
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コロ助は奇跡のように死なずに済んであれから5年が経ちました。
コロ助の復活
腎臓は治ることが無いそうで薬を飲ませて点滴もしていますが、
毎晩のように散歩の後家中すごい勢いで走り回ります。
お医者さんも昨日はあの頃のことを思い出したようでした。
「もうすぐ14歳、頑張りましょうね」
と言っていました。
コロ助は家の中や庭で オシッコやウンコをしないので
いつか年老いて立てなくなったりしたら困るな、と思っていたのですが、
先日から玄関前のジューンベリーの木の下にしてくれるようになりました。
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点滴からの帰りに毎回ここで
「オシッコしなよ」と言ってさせていたらするようになったのです。
ほっとしました。
オシッコの後は水を撒いていますが
クリーピングタイムが生えているので臭い消しにもなりそうです。
先日泊まりに来た娘が 家の中でのコロ助を見て
「コロ助はお母さんが大好きなんだな。ずっとお母さんの後を追いかけてるな。きっと死んでからもお母さんの後を付いて歩くわ」
と言いました。
本当にそうであって欲しいと思いました。
でも、コロ助は元気なのでまだまだ大丈夫。
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