あなたの思うように生きればいいのよ




桐島洋子さん

私がまだ30代の頃、桐島洋子さんの本を読み漁りました。
「マザー・グースと三匹の子豚たち」「渚と澪と舵」「聡明な女は料理がうまい」などはボロボロになるほど何度も読み返したものです。

なぜ、桐島洋子さんを思い出したかと言うと、イモトアヤコさんのインスタグラムで偶然「聡明な女は料理がうまい」の本の写真を見たからです。

なんだか久しぶりに桐島洋子さんの本が読みたくなり、仕事の合間に読んでいるのは「あなたの思うように生きればいいのよ」です。

私はKindle Unlimitedの読み放題で読んでいます。

仕事が忙しいのでなかなか読み進められませんが少しずつ楽しみに読みます。

思い出しました
私が子供二人とヨーロッパを鉄道で旅してみようと考えついたのは、桐島洋子さんの影響を大いに受けていたのでした。

娘が高校三年生、息子が中学三年生でした。
どちらも受験前だと言うのに三人でバックパックを背負い出かけました。

その頃、お金も無かったのになぜ行けたのかと言うと、父が亡くなって保険金をもらったのです。

父は生きている時は借金だらけで姉や私に助けを求めて来たり、私の結婚前はサラ金から私の会社に電話がかかって来たりで辛い思いをしまいた。

結婚してからも私は内職して父に送金したり、借金を夫に助けてもらったりして、情けなさにお風呂でよく泣いたものです。

そんな借金だらけの父は「死んだら娘たちに返そう」と思っていたらしく、生命保険料だけは払っていたのです。
父が亡くなってから東京の姉が300万円送ってくれました。
本当はいくら入ったのかは姉に聞いていませんが、たぶん姉はもっともらったのだろうと思います。

姉の嫁ぎ先にも借金があったので、姉はそれと自分の分とを取り、私には300万円をくれたのでしょう。
その頃の私は300万円でも嬉しかったので、深くは聞きませんでした。
その300万円のうちの100万円は夫に渡しました。
私だけでは払いきれない時、助けてくれたので。

そして、残りのお金のうちの100万円で、子供二人とヨーロッパを旅したのです。
なので、父が行かせてくれた旅行でした。





金木犀が咲きました

我が家の庭の10数本ある(何本か未だに覚えていない)金木犀がいっせいに咲きました。

夜寝る時にまだ暑いので窓を開けて寝ると、金木犀の香りが部屋に入って来て癒されます。
長く咲いてくれると良いのですが。

大好きなタマスダレはまだ次々と花をつけています。

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